ごあいさつ

Greetings

  誠信館剣道クラブへようこそ!
お越しくださいましてまことにありがとうございます。埼玉県西部小江戸川越の城下町近距離にあります。
昭和52年創立、43年目を迎えました。幼稚園から大人まで歴史ある
at homeな誠信館剣道クラブです。

伝統文化の伝達と青少年の健全育成を目標に楽しく
剣道の稽古をしています。

強く正しく優しい青少年

四十年のあゆみ

誠信館剣道クラブ相談役 清水邦彦

              40年のあゆみ
                 誠信館剣道クラブ相談役 清水邦彦
 クラブ発足の経緯は、今から43年程前になります。市内砂新田の昔の機織り工場の倉庫を一部改装して剣道場を開き、当時、約50名の生徒がおり、代表指導者には、道場の近くに住居が有り、いつも稽古のお手伝いをして下さっていた、故・古田兼市先生(剣道・居合、共に教士七段)に引き受けて頂き、後援会運営で、誠信館剣道場として昭和52年、新たにスタート致しました。
 稽古日は週三日、昼の部・夜の部の二部制で行われ、元気な掛け声と共
に床を蹴る音、竹刀と竹刀がぶつかり合う音が賑やかに、道場に響いていました。夜の部には一般の方が増え始め、多数の先生方が参加して下さる様になり、次第に活気付いて参りました。時には知人の紹介で、アメリカからの留学生が剣道の勉強に来られた事もありました。夏休みには毎年一回、一週間の予定で、高麗川の高修館道場、東松山の青少年フレンドシップセンターに御協力を頂き、合宿を行って参りました。親元から離れ、場所を変えて汗を流すのもいいものです。団体生活の中で、朝と夜の布団のげ下ろし、挨拶、食事中のマナー、そんな注意をしながら、てんやわんやです。稽古の合い間は、近くの神社まで散歩、マラソン、見学等の一週間すが、今後剣道を続けていく上で、決して無駄ではないと行って来ました。
 剣道大会では、当剣道クラブ40年を振り返ってみると、毎年参加は致しましたが、素晴らしい剣さばきで堂々優勝を果たした子、ただ勝ちたい一心で、がむしゃらに竹刀を振り回して勝ったり、負けたり、きれいな剣道をするが、一回戦で敗退した子、様々です。大会ともなれば、誰もが勝ちいのは当り前、勝ち負けで、ある程度評価されるかも知れません。しかし、それ以前に剣道は人間形成の場でもあり、素直な心で師に学び、基本をしっかり覚えて、他の人の何十倍も努力しなさいと言う事を第一に言い続けています。
 63年に古田館長が退任され、後任に、当時川越市剣道連盟副会長をされ
ていた水口先生に、平成八年迄お世話になり、その後は、私が微力乍ら代表責任者として、いろいろな先生方にお手伝い頂き、務めさせて頂いております。運営上の件もあり、現在は高階中学校の格技棟を使用させて頂いいます。公共施設利用の為、誠信館剣道場から、剣道クラブとしての活動なりました。運営は、あくまで後援会とし、以前からの役員の方が、事務、雑用等、受け持ってくれています。私がいつも嬉しく感じている事は、昔道場を巣立ち、高校、大学と剣道を続け、立派な社会人になって帰って来て、子供達の指導に参加している姿を見る時です。心が温まる想いが致ます。今現在週三回と専属で御世話下さる先生がおり、積極的に剣道の修に取り組み指導して参りたいと心から思っております。心身共に立派な剣を育てられたら、と希望もあります。私は、剣道を修得する事に依り、人痛みの分かる人間になって欲しいと願っています。今後の誠信館剣道クラの成長を、長い目で見守って頂き、期待して頂ければ幸いです。

誠信館剣道クラブ
埼玉県川越市藤間10